キックオフ・リスタートキック
キックオフ・リスタートキック
ラグビーの始まりは、センターラインからのキックオフから。また、得点された後も同様にセンターラインからのリスタートキックで始まります。キックは10mラインを越えなければならないなど、いくつかのルールがあります。
試合が続けられる正しいキックオフとは?
キックオフのボールは原則として10mラインを越えなければなりませんが、正しく言えば「達する」ことが条件。そのため、いったん空中で10mラインに達した後、風で吹き戻されてもプレーは続きます。また、達するためにはゴロであってもかまいません。さらに特例として、仮に10mに達しなくても相手がプレーを選択すればプレーは続きます。
キックオフのボールが空中で10mに達したあと超える
(その後空中で吹き戻されてもOK)
ゴロであっても10mラインを超えればプレーは続く
10mラインに達しなくとも、相手が先にボールに触れたらプレーは続く
キックオフのミス・・・ でも、こんなケースも
キックオフのミスには以下の3つがあります。その場合、いづれも相手側には、
「A:キックオフのやりなおし」
「B:マイボールのセンタースクラム」
「C:その他」
の選択権が与えられます。特にその他については場面によって異なるので、注意が必要です。
10mに達しない場合
相手側は上記「A」「B」の他に「C:先にボールをプレーすることができる」
※左の写真では「A」「B」のどちらかを選択。
10mラインに達しない
キッカー側がキャッチ
直接タッチとなる
相手側は上記「A」「B」の他に「C:ラインアウトを選択することもできる」
(ハーフウェイライン上で行える/タッチとなった地点からのクイックスローインも可)
誰にもふれられずに直接タッチとなった場合
インゴールに入る(超える)
相手側は上記「A」「B」の他に「C:タッチダウンをせずにプレーを続行できる」
誰にも触れられずに直接インゴールに入るか、超える